PHPという出版社がある。
松下幸之助氏が物質が流通して皆満たされた後は必ずこころの時代がいずれ到来することを予測して設立された。
大学卒業後就職して仕立てのころ馴れない仕事をしながら芽の出ない自分がどうしていいか分からず手に取った本がある後藤清一氏の『こけたら立ちなはれ』という本です。
1人の人間として学歴、肩書、家柄などのアドバンテージを一切あてにせず努力と勤勉さと情熱で
人生を駆け抜けた偉人の名著で今も愛読しています。
人の縁は味わい深く時には苦くもある。
仕事で繋がるのも人から頼まれるのも自分がどれだけ自分のやることに情熱をかたむけたかに尽きる。
茶の湯者として自ら教えて、教わり、ともに成長していく。これからもずっと一介の茶の湯者として教え続けていきます。
自ら行うことが1番大切なことだと自分は思います。この本はそんなことを教えてくれた熱い一冊です。