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花簇簇

2024.06.02

花簇蔟

自分が居て人が集まる。自分も誰かの居るところに集まる。人の関係とはWEBのように互いにつながってできている。

同じ花を持つ人同士が集まる茶道教室もそのようなものです。感覚、思考、生き方など同じものが好きな人がどんどん集います。

同じ心の在り方を求める人が集まると更に

良い気が生まれ広がりをみせます。

田島老師にいただいた言葉『花簇蔟』

どんどんやれ!と激励されています。

遠くまで

2024.05.20

人生を毎日生き生きと歩む目的は何か。

言葉に表現しづらいですが、考え抜いた結果

自分の中でこの言葉が浮かびました。

『少し先にある未知の世界を見てみたい』

歩まねばならない段階を経ないと見えない景色があります。

あるのは好奇心だけ。その先に何があるのか。

次から次へと現れる未知への挑戦。

周りの景色も変わる、人も入れ替わる

それでいい。上下もない色んな方向へのベクトルが違ったら見える世界も同じものをみても違う。

人との出会いで違うモノを見てる人と出会うと楽しい。

とにかく限りある時間の中でできるだけ遠くに見える何かをたくさん見てみたいと願うのです。

茶事

2024.04.28

茶事

炉の最終週は全員茶事稽古でした。

東籬庵の茶事は亭主も客も

何がしてるか分かるようにゼミ形式で説明しながら行います。

稽古→茶事のための割稽古

茶事が行われている中で

知識が活かせますし

点前も茶事の全体の中の一部のパートとして

必要になります。

教えながらたくさんのことを学びます。

その中で気づきがあり経験が積まれていきます。

この気持ちが極まって友人を呼んで茶を共にいただきたくなります。

茶の道に入り30年

未だ茶の真味を知らず

50余年未だ

己を知らず

大して分かってないことがわかると謙虚になれる。学ぼうという気持ちになれる。

人生が楽しくなる。

そういうものだろう。

茶のある生活

2024.04.12

茶のある生活とは

茶道の稽古は時間をかけて根気よく

習うものです。それがやがて道になり

自分の生活の中に根付きます。

四季折々を意識するのが当たり前になり

手間をかけてお茶を点てることが自他の喜びになっていきます。

お茶は優雅なものです。

思いやりのある会話、懐かしいお茶や香の香り

そんな長い時間をかけたからできた茶友。

茶友を招いて家で茶事を行なえるような関係が築けたらこれほど幸せなことはありません。

先日一時帰国した弟子が戻り茶事の相談がありました。

場所、道具は工夫次第。大切なのはやってみることです。

知ってることを行動して自分のものにするのです。

実践は何十回の稽古にも勝り、人生に喜びを与えてくれます。

さぁ一歩踏み出してみよう。もうすぐ見つかりそうだから。

茶飯釜のこと

2024.04.01

毎年3月の釣り釜の時期に茶飯釜の茶事を催します。現在日本文化体験サイトオトナミで簡単ですが茶飯釜の会を開催しておりとても人気です。

自分はこの茶事は毎年楽しみにしています。

自分がどれくらい修練を積めて茶道を作法から離れて楽しめているかを測れるからです。

手続きに決まりはなく茶事の流れの理解度、タイミング、咄嗟のハタラキを総合的にレベルアップしないと亭主の楽しみには到達できないものだと思うのが正直なところです。何よりも亭主ご手続きでモタモタしているようではお客さまは不安に感じるだろうなと思うのです。

手続きから離れたら本当に亭主も楽しめる、亭主が楽しくやっているとお客さまも楽しめる。

そういう意味で毎年自分が一年でお茶がどれだけ理解度を深めているかを振り返る貴重なお茶事です。