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元旦の朝に想う

2024.01.02

家を出て約7時間かけて実家へ戻ります。

年齢を重ねると時間が経つのが早くなると言われますが…去年は1日1日が実にゆっくり進んでいきました。

苦手を積極的に取り組んだり、面倒なことをやってみたりしました。

どんな些細なことでも気になることがあればすぐに調べて本を買ったりします。

またお茶は稽古が中心だと言う長年の固定観念から離れて、茶会、茶事を積極的に行ないました。

よく昔のお茶人は茶事をよく行なっていたと言われます。コロナがあって、拡張していた『たくさんの〇〇のやり方やこなすべきタスク』で必要なことだけが残りました。茶事、茶会ができるようになり良き茶友を得て招いたり招かれたりでお茶のある今に満足しています。

お茶が教えてくれることはたくさんありますが、これはお茶に触れて自分が変わったということです。自発的な気づきは成長につながります。

ノウハウではなく気づける心を持つことが大切ですね。答えは誰もが心の奥に持っています。

拡張

2023.12.31

新しい一年をみなさんはどういう年にしますか。

こういう時間のある時に自分と向き合う時間を取って書き初めに書く内容を考えてみると良いです。

今更ですが人生を有意義に過ごすには目的が必要です。目的は自分の進む方向のマイルストーンです。

どんなことでも良いですが自分との約束をして新たな一年を過ごしましょう。

本年もよろしくお願いいたします。

ちなみに自分は『拡張』という言葉が心に浮かびました。

価値観の変化

ずっと変わらないと思っていたこと、変わらないで欲しいと願っていたこと。

人生の中で世の中が大きく変化するある時期を体験する。今まで自分が心地よかった楽だった生き方を修正させられる。そのことをはっきり認識する必要がある。

そして大切なことは対応していくことである。

荀子曰く『従順で、もの腰が柔らかいが、
世俗に流されることはなく、
左に行くべき時には左に、
右に行くべき時は右に、上手くやるのが君子である』

時代が変われば価値観も変わる。

いつも磨いているから輝く。

茶会

2023.12.19

ここ最近茶会が行われることが増えてきた。教室でも年に2回ほど茶会を催すが問題は場所の確保。来年3月の春分の日に行なう茶会は横浜方面ですることに。

稽古→茶会→茶事

教室の運営者→茶道家→茶人

様々な役割をこなす。

自分のお茶ができるのは茶事

作法はかなり複雑に作業も多くなっていくが

元々のカタチを知って実践しないと

自分のお茶を表現する機会が無い。

現在外部のプラットフォームで茶事を

3年間やってきてようやく自分のお茶とは何か

と向き合えるようになってきた。

知己を得たありがたい茶友たちもできた。

人と良い時間を過ごすために

生業として茶道教室をしているが

人と人とが性別、人種、有名無名の肩書きを 

外したところで交われる世界が茶道。

茶会はそんな楽しい世界を知ってもらう良い機会。趣向、道具様々考えているのが楽しい。

経糸と緯糸

2023.12.06

 

衣類も経糸緯糸の良いバランスで丈夫で長持ちする。経糸が強すぎると緯糸の関係は緊張してギクシャクしたものになる。横が強すぎるとバラバラになり形が整わない。

物事は二面性があり

二つ合わせて一つの道になっている。

良い面、そうでない面合わせて1つの形

特に良くないように見える面を取り除きたがるのが人情だがどちらも大切な一面だと認めることでずいぶん生き方が変わってくる。

〇〇すれば〇〇になるという予測よりも今生きることに焦点を当てて生きていけば多少の不安があったとしても落ち込むことはない。

先を見据えつつ、今を生きることが何よりも大切。

心の経糸緯糸のバランスは大丈夫でしょうか。