お茶は非日常の世界を体現します。
と言っても自然にそうなるわけではなく
そうしようと努めるから近づいていきます。
オトナミ茶事の時も日常の雑音、インターホンの音が絶妙なタイミングで茶事の進行の途中に割り込んできます。
『塵外有清楽』そんな中でも心を戻されることなくお茶の世界に浸る。
茶事にはそんな魅力があります。
亭主、客、道具いずれも
非現実の世界に誘う大切な役目を担っています。
その世界観を自分のものにして日常生活に活かせるようになると『塵外有清楽』の本当の意味がわかります。
日常生活の中で自分のスペースを心の中に持つことが大切ですね。